☆初心者向けツール紹介「デザインナイフ・モデラーズナイフ」

デザインナイフ 初心者向けツール紹介
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クティス
クティス

最初に揃えるべき3大ツールのうちの一つを紹介します!

前回の記事で15点セットをご紹介しましたが、最初に買え変えられるツールは、デザインナイフだと思います。

比較的安くて、種類も豊富で一度購入すると軸は数年使えますし替え刃も手に入りやすいので、まずは愛用のデザインナイフを手に入れるのが良いかと!

では色々な種類があるナイフの説明をしたいと思います。

デザインナイフ・モデラーズナイフの違い

この二つの大きな違いは刃の大きさになります。

色々なメーカーから販売されていますが、有名なのは「OLFA」(オルファ)さんとTAMIYA(タミヤ)さんから販売されているものではないでしょうか?

後は、「NTカッター」さんか出ている軸が全てステンレス(最近は樹脂製のものも)で軽いデザインナイフなどもあります。(欲しいと思いつつ通販だと替え刃が現在高騰しているので購入していません)

正確には、タミヤ製品のナイフはOLFAのOEMにあたるので、本体にも替え刃にも「OLFA」のロゴが入っていたりします。

OEM(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)は、他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される。

引用:Wikipediaより

だいたい¥500~600円位が相場なので、知らず知らずのうちにデザインナイフモデラーズナイフの2種類を持っていたりします。(現に私がそうですので)

この刃の大きさグリップ感は、しっくりくる物は人それぞれだと思うので機会と予算があるのなら両方試してみることをおススメします。

この先のモデラー人生において、より良い「自分にあったツール」を見つける事こそが模型を長く、楽しく続ける秘訣だと私は思います。

デザインナイフ

デザインナイフ
デザインナイフ(だいたい替え刃は30本付)

デザインナイフは刃の大きさが小さく、細かな作業に向いています。
色々なメーカーから出ていますが、作りは一緒で先端のバイス(刃を挟んで止める部分)が金属性になっており、持ち手の金属部分が短くプラスチックの柄が長いものを言います。
小回りがきくので、スライドマークやマスキングテープのカット作業に最適。
タミヤ製の物は8角形になっており、ホルダーにもすべり止め加工がされている。
転がっても止まるように軸にストッパーが付いている。(小さなでっぱり)

刃の部分は、ほぼ「OLFA」製になっていると思います。
※タミヤのモデラーズナイフも「OLFA」のOEMなので、替え刃も「OLFA」の物が付属します。

モデラーズナイフ

モデラーズナイフ
モデラーズナイフ(だいたい替え刃は25本付)

デザインナイフより刃部分が若干大きくシャープ、汎用的に使えるナイフです。
どのメーカーの物でも、先端の刃を挟んで止める部分が絵と同じプラスチックになっており、持ち手の金属部分がデザインナイフより長いのが特徴です。
細かな部品のパーティングラインの仕上げや、パテ盛り後の成型に最適。
刃を立てて削る作業でも刃こぼれしにくいのが特徴
タミヤ製の物は8角形になっており、ホルダーにもすべり止め加工がされている。
OLFA製のものは「アートナイフ」と呼ばれており軸は丸状になっており黄色。
限定品が数多く販売されており、意外に多彩な色が選べたりする。
ハイグレード版となるモデラーズナイフPROもある。(直線刃・曲線刃・平刃が選択可能)

刃の部分は、ほぼ「OLFA」製になっていると思います。
※タミヤのモデラーズナイフも「OLFA」のOEMなので、替え刃も「OLFA」の物が付属します。

刃の角度は「30度」と「45度」があります。(アートナイフPROは置いておいて)

精密(細工)カッター

上記のデザインナイフ・モデラーズナイフ以外に模型作成で使われている物に「精密カッター」というものがあります。

精密カッター
精密カッター

ホルダー部分が丈夫なステンレス製で出来ている、いわゆるカッターである。
鋭角刃の物(刃先30度)があるので、精密カッターを使用しているモデラーさんも多い。
替刃交換の時、折れば済むので手間は上記二つよりかからない。
持ち手がゴムで巻かれているクラフトカッターというものもある。

精密カッターの呼び方はタミヤさん、細工カッターの呼び方はOLFAさんで刃は共に「OLFA製」です。

最近では、「エヴァンゲリオン」のワークブランド「A.T.FIELD EVANGELION WORK」「OLFA」コラボで細工カッターも発売しております。

コチラを使用する場合は、合わせて「OLFA(オルファ) 安全刃折処理器ポキ 133K」を購入することをおススメします。(値段¥150~200円位で販売)

安全刃折処理器ポキ

軸の形でアナタに合ったものを!

タミヤのものとOLFAのもの、刃は一緒なので選ぶ基準となるのが軸の形だと思います。

タミヤの物は基本的に六角形、OLFAの物は丸い軸なので自分の持ちやすいものを選びましょう。

OLFAの物は、基本黄色なのですがタミヤの物は限定色でオレンジやパープル、レッドなど色々なカラーが発売されています。

またOLFAの「アートナイフプロ」やタミヤの「モデラーズナイフPRO」など「プロ」とつくものは持ち軸部分が太くなっており、刃の形状が違うものが付属します(だいたい3種類)

コチラに付属する刃は、直線刃(23度)・曲線刃・平刃(8mm)の3つですが、これらは、バラで購入することも可能ですので、単品で揃えていくのもありだと思います。

別売のプラカット刃(XB157P)、細平刃(XB157N)、引きかき刃(XB157M)等々、替え刃は豊富にありますので、色々試して使ってみるのも面白いかと思います。

「エヴァンゲリオン」のワークブランドの「A.T.FIELD EVANGELION WORK」から、模型制作で使用できる物も発売されており、上記の細工カッター以外にもカッターマットも販売されているので、エヴァンゲリオンが好きな方は、このコラボメーカーで揃えてRG(リアルグレード)のエヴァンゲリオン初号機とか作成してもテンションが上がりますね♪

まとめ

と言うことで、プラモデル制作には欠かせない「ナイフ」について3種類ご紹介しました。

正直・・・これが、おススメというものはなく自分に合ったものを選んで貰うしかないのですが、
「モデラーズナイフ」でも「デザインナイフ」でも「細工カッター」でも何でも良いので、まずは一本購入してみる事をおススメします。

必ず自分に合ったものが見つかると思いますので、色々試してみてはいかがでしょうか?

ゲート処理、バリ処理、カンナ掛け、合わせ目消し、スジボリ等多彩に使用する機会が多いと思いますので、ニッパーの次はナイフを、そして次はカッティングマットの購入へと進んでいくのがよろしいかと・・・。

まずは、刃の種類で、そして自分が使いやすい軸を探して見て下さい。

色々なメーカーから発売されていますが、基本は「OLFA」(オルファ)製品だと思って間違いないと思います。

私は、色々試した中でタミヤ製の「デザインナイフ」が手に馴染んだので、数年愛用しています。

※最初の一本をずっと使い続けていて、買い替えたりはしていません。替え刃だけ購入していますが

最後に忘れてはならないのが、切れ味が落ちたら、速攻新しい替え刃に帰ることですかね。

人ぞれぞれだとは思いますが、私はだいたい1体組み上げた後に変えていますね!

では、良き模活を送れるように・・・。


今回は、色々とあってバックアップやFTPを弄っていた為、投稿が遅れることになってしまいました。

とても、遅くなってしまいましたが、皆さん明けましておめでとうございます。

気候の変化なのか、体調も良くなかったのでガンプラも弄っていませんが、とりあえず復活してきたので大好きな趣味(模活・ブログ)を再開できて良かったです。

ネタはたくさんためているので、後は記事を書く時間の確保と、体調管理をしっかりとしなければ。

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